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新選組色の強い「日野市公式HP」のTOPページ |
東京都日野市は新選組鬼の副局長・土方歳三の出身地。
日野市はこのことを前面に押し出しており、ゆかりの地や資料館も多数存在する。
日野市公式HPを見るとダンダラ仕様の「日野市」のタイトルがお出迎え。
新選組をモチーフとした人気ゲーム「薄桜鬼」のキャラクターたちがふるさと納税の告知を行っている。※2022年10月現在
土方歳三が亡くなった5月には毎年「日野新選組祭」を開催している。
関東近郊に住む新選組ファンならば一度は訪れる価値のある「聖地」であろう。
というのも、ゆかりの地はJR「日野」駅周辺と京王線モノレール「万願寺」駅周辺、「高幡不動」駅に分かれている為である。
移動距離のみで約12km。資料館やゆかりの地の見学も含めればかなりの距離になる。
健脚であれば歩くのも問題ない距離だが、1か所1か所をじっくり堪能したいのであればなるべく移動時間は短くしたい。
日野新選組巡りおススメのコース
資料館は日曜開館が多いので、日曜日に訪問するのがおススメ。
🚩START 9:00
〇高幡不動
|観光、参道口商店街で新選組グッズ物色後駅で自転車をレンタル
🚲 5分 約1.5km
〇土方歳三墓所・石田寺
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〇土方歳三資料館
|日野に来たのであれば土方歳三資料館を訪れずして帰れない、
|土方歳三の生家であり、現在は資料館になっている。
|敷地内には土方歳三の胸像や、土方歳三が植えたといわれている矢竹が現存している。
|2022年12月から惜しまれつつも長期休館をしている。
|駐車場:無し
土方歳三資料館|東京都日野|土方歳三生家跡
●所在地:東京都日野市石田2丁目1−3●アクセス方法:多摩モノレール線「万願寺駅」下車徒歩5分●2022年12月より長期休館
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🚲約15分 3km
〇新選組のふるさと歴史館
|開館時間:9時30~17時00分 (入館は16時30分まで)
|休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
|観覧料 大人(高校生以上)200円、小人(小・中学生)50円
|日野宿本陣共通観覧券(歴史館+本陣)大人(高校生以上)300円、小人(小・中学生)70円
|駐車場あり:一般2台、身体障碍者用1台
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○日野駅
構内には巨大な土方歳三の黄金パネル。ここで歳三さんと2ショットをとろう。
隣には会津のコーナーもある。
また電光掲示板は「新選組のふるさと」の文字が流れている。
壁の模様もダンダラになっておりいたるところに新選組が隠れている。
駅前にはファミレスから個人経営のレストランまで飲食店が沢山そろっている。
駅周辺を歩くときはぜひスマホばかりではなく上も見上げてほしい。
そこここにダンダラがある。
行先案内板もダンダラ仕様になっている。
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〇井上源三郎資料館|宝泉寺
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〇日野八坂神社
〇井上源三郎資料館・欣浄寺
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〇日野宿本陣
〇日野宿交流館
|トイレ休憩・お土産購入におすすめ。
|1Fでは新撰組グッズが販売されている
|日野宿本陣の道路を挟んで目の前
|駐車場:有
〇大昌寺
○高幡不動駅
🚩GOAL約12km
お疲れさまでした。
佐藤彦五郎新選組資料館
土方歳三の姉・のぶが嫁いだ佐藤彦五郎家は現在も続いており、ご子孫は佐藤彦五郎資料館を運営している。
写真の石造り部分が資料館の入り口となっている。
主な所蔵品※佐藤彦五郎公式HPから引用
【土方歳三関連所蔵品】
●土方歳三の肖像写真(歳三の小姓・市村鉄之助が、歳三の命を受け、佐藤家に届けた由緒あるもの)
●歳三の愛刀、松平容保より拝領したとされる、葵御紋が刻印された『越前康継』
●歳三が仙台藩主・伊達慶邦から拝領した刀の下げ緒。
●歳三愛用の鉄扇(当時、黒地に金文字があったが、現在は薄く残っている』
●歳三が彦五郎に送った書簡(戦死を覚悟し、形見として日記帳と鉢金を送ってきた手紙など)
●歳三が愛用した横笛(龍笛)
●歳三が姉・のぶに送った、京土産(景徳鎮製の茶器)
●五姓田芳柳 派の松原三五郎が描いた、歳三の肖像画
●安富才助が、歳三の戦死の状況を彦五郎に伝えた時に書き取った書。歳三の戦死時刻が記されている。
【近藤勇関連所蔵品】
●近藤勇の肖像写真(勇が彦五郎に手渡ししたもの)
●勇より彦五郎が譲り受けたピストール(短銃)
●近藤勇が彦五郎に送った書簡(文久三年十月 ※土方歳三の刀について記してある)
●近藤勇が書いた「漢詩の書」
●近藤周斎(天然理心流3代目宗家、勇の義父)彦五郎宛の書簡「彦五郎に勇が戻るよう嘆願した手紙」
【沖田総司】
●沖田総司が悲壮な思いで綴った「山南敬助の死を彦五郎に知らせる」書簡
●沖田総司の肖像画
【永倉新八関連所蔵品】
●永倉新八の肖像写真
●永倉新八が彦五郎に宛てた書簡
【新選組関連所蔵品】
●幕医 松本良順の書簡 ●幕医 松本良順の肖像写真
●新選組英名録 ●箱館戦争軍艦図 ●天然理心流 血判神文帳
●佐久間象山の書(歳三が彦五郎に持参したもの)
●近藤勇が彦五郎に持参した頼山陽の書
●永井尚志の書(佐藤家彦五郎を訪問した際、書き残したもの)
●文久三年 徳川家茂将軍上洛の行列絵巻(東海道五十三次版画絵巻・廣重、國貞 他全55枚)
●子母沢寛「新選組始末記」初版本(昭和3年)
●今昔備忘記(彦五郎の長男が書き残したもので、佐藤家代々に伝承すべく不許他見とある。市村鉄之助が歳三の遺品を彦五郎に届けた記述あり)
●新選組刀剣のお抱え鍛冶、乞田鍛冶の『吉之』の銘が入った槍
他
節目には佐藤彦五郎忌を実施している。
佐藤彦五郎資料館基本情報
所在地:〒191-0011 東京都日野市日野本町2丁目15-5
☎︎042-581-0370
入館料¥500(小・中学生¥300)
開館時間11:00〜16:00
第一・第二日曜日だが臨時休館あり。
訪問前にはサイトをチェックした方が良い
※団体の場合、予約制にて平日開館あり
新選組のふるさと歴史館
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新選組のふるさと歴史館 |
入り口には巨大な「誠」の垂れ幕。
中に入ると巨大な土方歳三の写真が訪問者を迎える。
薄桜鬼コラボのグッズなども販売している。
ここで買える新選組グッズは、クリアファイル、マグカップ、隊旗(模造)など多岐にわたる。
新撰組グッズ一覧は公式HPに掲載されているので訪問前にチェックしたい。
【主な展示品】
●新選組最後の隊長、相馬主殿(主計)の手記「贈友談話」(日野市所蔵)
●壬生の新選組屯所があった旧前川邸の図面(日野市所蔵)
新選組ふれあい館基本情報
●所在地:〒191-0016 東京都日野市神明4丁目16−1 新選組のふるさと歴史館
☎042-583-5100
●アクセス:JR中央線日野駅から徒歩15分
日野駅京王バス「日02」系統 5番のりば(日野市役所経由)高幡不動駅行き「日野七小入口」下車徒歩5分
●開館時間
9時30~17時00分
(入館は16時30分まで)
●休館日
毎週月曜日(祝日の場合はその翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
●観覧料
大人(高校生以上)200円
小人(小・中学生)50円
日野宿本陣共通観覧券あり
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